弾ける美
ハツラツさ
女性の大きな悩みを挙げてみると、不妊・不眠・冷え・肥満・むくみ・生理痛・生理不順・便秘・慢性疲労などの体質からくる悩みが多く見られます。
つまり、体質改善という切り口で、ほとんどの女性の悩みをカバーできるということです。
体質改善とは
体質改善を図るなら、「体質」が何かを知る必要があります。この「体質」が何かを知らなければ、それを改善することは不可能です。
体質とは、ずばり「体液の質」を意味する言葉です。つまり、先ほど挙げた、不妊・不眠・冷え・肥満・むくみ・生理痛・生理不順・便秘・慢性疲労などの「女性特有の悩み」に共通して言えることは「体液の質」が問題であると言えるのです。
体質とは
- 体質は『体液の質』
- つまり、『体質改善』は『体液の質の改善』
- それは即ち、『血液・リンパ液・脳脊髄液・組織液など』の質を上げること
体質(体液の質)が変われば、代謝は向上して痩せやすくなり、結果的に体型の改善にも繋がります。
また、免疫力も向上して病気になりにくくなり、健康的で美しいボディを手に入れることができるようになります。
人体の最小単位である細胞に栄養と酸素がしっかり届き、細胞内の老廃物がしっかり排泄されるようになれば、細胞の集合体である卵子や精子、卵巣や子宮に限らず、あらゆる器官や臓器も元氣になります。
体質(体液の質)が良くない状態で、どんな療法(人工授精や体外受精など)を行っても結果が出にくいのは当然のことでしょう。
これらが、体質を変えないと不妊・不眠・冷え・肥満・むくみ・生理痛・生理不順・便秘・慢性疲労など「女性特有の悩み」を根本的に改善しにくい理由だと言えます。
病気・老化・不妊の共通項
病気・老化・不妊の共通項
- 血流の悪さ・・・・・筋骨格の問題
- 脳へのストレス・・・自律神経バランスの乱れ問題
- 細胞の老化・・・・・栄養・エネルギー問題
三層理論の一層目の筋骨格問題ですが、「血流の悪さ」は、栄養・酸素・体温などを運べなくなるため「固さ・冷え・むくみ・痛みなど」を生みます。
血流を分解して考えると、上水道が動脈で、下水道が静脈とリンパ管になります。
ここで問題になって来るのが、静脈の毛細血管の詰まりの原因になる瘀血(ドロドロ血・滞留血)と呼ばれる血毒と、リンパ管の中のリンパ液の滞り(水毒)になります。
「万病一元血の汚れ」や「怪病は水を疑え」という言葉がこのことを表しています。
三層理論の二層目の自律神経バランスの問題ですが、「脳へのストレス」は、神経伝達やホルモンバランスまで崩す原因にもなります。
脳がストレスを感じるとホルモンの分泌が少なくなったり、止まってしまったりします。排卵などの生理活性に影響してきますし、ストレスによる脳の緊張は交感神経が優位な状態です。
常に交感神経が働くと血管は縮み血流が悪くなりますし、リラックスすると副交感神経が優位な状態となり、血管が拡張して血流が良くなります。
三層理論の三層目の栄養・エネルギーの問題ですが、「細胞の老化」は、細胞内のミトコンドリアの数の減少と不活性を意味しています。
ミトコンドリアは細胞内の「エネルギー産生工場」と呼ばれています。
通常の細胞には100個位ミトコンドリアがありますが、重要な働きをする脳細胞や心臓の細胞には、1000個位含まれています。
また、卵子には10万個ものミトコンドリアがあると言われています。1つの細胞が細胞分裂を繰り返して人間に成長していくためエネルギーが沢山必要だからです。
「病は氣から」という言葉の通り、氣(生命エネルギー)の流れ、氣毒(邪氣)がいかに病氣・老化・不妊などに関与しているかが理解できると思います。